闘病、いたしません。

がん治療のツケを払い続けている一患者の記録


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増え続けるサバイバーたち

がん治療を受けて生き延びた患者を「サバイバー」と呼ぶそうです。
この言葉を美化することに私は大きな危惧を感じます。

多くの医療者は目の前のがんを消すことしか考えていません。
多くの患者はがん治療に伴うリスクを見ないようにします。
その結果、サバイバーという名の「がん難民」が日々大量に生まれています。

サバイバーが背負う荷物の大きさははかりしれません。
自分が何を背負ってしまったか、難民になって初めて知るのが現実です。
そのことを教えてくれる人はごくごく少数です。

このサイトは「闘病して」「闘病して」「闘病して」、
結局「闘病しない」ことを選んだ一患者の記録です。

簡単な道のりではありません。
迷って、迷って、その結論までいくのに21年かかりました。
でも今となってはこれしかなかったと思える道でした。

今年に入ってまたひとつ荷物が増えました。
これが最後の荷物になりそうです。

せめてこのサイトが「墓標」となりますように。
病を背負った皆さんの道しるべとなりますように。
そんな願いをこめて、これから私が経験した「物語」を綴っていきたいと思います。

とても長い物語です。
最後まで語りきれないかもしれませんが、
受け止めてくれる人がいる限り、自分を鼓舞して書き続けます。

2013年1月1日(1/18に加筆修正)
小春

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『ワケあり患者漂流記』

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